20世紀最大の哲学者 ウィトゲンシュタイン・言語ゲームへの挑戦!!



 言葉と世界


20世紀最大の哲学者

ウィトゲンシュタインへの挑戦


 




ツチノコとロマン



「無知だからだまされる」といいますが

思考=理性 の発達ゆえに、人はだまされやすいのです


思考が発達したがゆえに

言葉からバーチャルな世界を作り出してしまうのです



私たちは何かに価値や幸福を感じていないと

生きていけません


なので、幸・不幸に関する思考は

とくにだまされやすいのです




だから、宗教の信者は

悲劇さえも「神の与えた試練」という言葉によって

使命に変え、悲劇に耐えることに

幸福さえも感じて生きていけるのです




また、宗教は、幸福の様子をイメージさせる

「神」とか「天国」の存在を説く一方


「このままでは地獄に300年落ちたままになりますよ」

なんて言葉で恐怖心をあおります



思考の発達によって、先を予見できる人間にとって

最も恐ろしい「恐怖」は


痛みそのものよりも

「この痛みがいつまで続くか分からない」というものです



そこに≪地獄に 300年≫といった言葉でショックを与えるのです





ただ、聖書とか経典なんかの言葉の世界で満足している人たちと

哲学という言葉の世界を楽しんでいる私なんかと


≪自己満足≫という意味では、違いなんてないですよ



≪ツチノコ≫とか≪ロマン≫とかいう言葉に引き込まれ

いまだにツチノコを見つけることに、ロマンを感じている人もいます(笑)


そういう人も我々もそんなに違わないということです




言葉は配役




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