20世紀最大の哲学者 ウィトゲンシュタイン・言語ゲームへの挑戦!!



 言葉と世界


20世紀最大の哲学者

ウィトゲンシュタインへの挑戦


 




参考資料




言葉の世界観説



これに対し「世界観説」というのがあります


言語は単なる道具でなく

民族の世界観の体現であるといった考えです



例えば、「銀座」とか「原宿」といった言葉は世界を持ちますよね



≪便所≫という言葉が、使っているうちに

汚いイメージ(=世界)をもつに至った


そこで代わりに「お手洗い」や「トイレ」という言葉を使うようになった

なんていうのもいい例です



さらにそれさえ、女性は

人前で口にするのが恥ずかしいということから

代わりに「化粧室」という言葉を使うようにもなっています




ルイヴィトンやカルティエという言葉には

高級品のイメージがあります



また言葉が世界をもつから

「あは-ん」「うふ-ん」なんて言葉で欲情できるし

「パンチラ」という言葉で興奮したりするのです(笑)




こうした言葉のもつ世界観は、一種の文化です

ある時代あるいはある地域の価値観を示しています




そして、言葉が世界をもつものであるから

他民族の言葉を学ぶということは


その民族の世界観を学ぶことになる

といった考えが「世界観説」です




≪文化≫は、たくさんの決まりごとで成り立ち

人間を拘束していますが


「世界観説」からすると、言語を身につけることは

イデオロギーを身につけることであるから

言語によっても人は拘束されているということになります





さらに≪言語は、認識や思考と一体であるから

言語は、その言葉が示す存在(対象)の一部である≫

と考える「存在説」というのもあるようです




関連性理論




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