20世紀最大の哲学者 ウィトゲンシュタイン・言語ゲームへの挑戦!!



 言葉と世界


20世紀最大の哲学者

ウィトゲンシュタインへの挑戦


 




参考資料




関連性理論



ランス人の人類学者、言語哲学者

ダン・スペルベル(1942~・フランス国立科学研究センター職員)と

言語哲学者でロンドン大学教授の ディアドリ・ウィルソン(1941~)は

「関連性理論」というのを唱えています



例えば、会社の同僚と

休憩室でタバコをふかしながら談笑していると

上司がやってきて「この部屋けむいなぁ」と言ったとします


そこで同僚は

「すいません。すぐに窓を開けます」と答えたとします



これは「この部屋けむいなぁ」という

発話者による「発話」から


同僚は「推論」し

「窓を開けなさいということだな」

と発話の意図を理解したということです




また「コーヒー入れますか?」

という問いかけに


「コーヒー飲むと眠れなくなるからね」

と答えると


相手は「いらないんだな」と推論します




そこで「関連性理論」では


言葉には、≪文字通りの意味≫と

≪推論から生れる意味≫がある


我々は

≪相手の言葉は、置かれている状況に

もっとも関連する言葉として語られている≫

と考えて

推論によって、意味を判断している

というわけです




文脈や状況によって意味をもつ




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